「数字に強い、資料作成が丁寧、誠実な対応ができる…これらはドバイでも高く評価されます」
さらに、英語力に不安がある人も多いですが、昌平さん自身も完璧な英語力があったわけではありません。
「大事なのは、必要な時に要点をまとめて冷静に伝える力。発言の『質』が信頼につながります」
大学時代は立命館アジア太平洋大学で、多国籍環境に身を置き、さらにニュージーランドへの留学経験も積み重ねてきた昌平さん。

「留学中、日本人だとバレると甘えちゃうと思って、韓国人のふりしてたんですよ(笑)」
社会人になってからは証券会社での実務経験を経て、実践的な英語力と国際感覚を身につけてきたといいます。
家族とルーツが支えた海外挑戦
昌平さんの原点は熊本。自然豊かな土地で、スポーツや読書に打ち込む少年時代を過ごしました。
「家族は感情表現が豊かで、衝突も多かった。でもその分、人間関係の大切さや相手を思いやる気持ちが育まれたんです」
今も家族との絆は深く、定期的に日本へ帰国したり、電話で近況を報告し合ったりしているそうです。
「小さい頃、家族の喧嘩を見て『人を傷つけたくない』と思った。その気持ちは今も変わらない」
家族の存在が、海外での挑戦や困難な時期を支えてくれたと語ります。
ドバイ不動産の可能性とリスク
ドバイ不動産市場は2020年以降、右肩上がりの成長を続けています。
・毎年10万人規模で人口増加
・世界トップレベルの治安
・ 所得税・不動産税ゼロ
・ 賃料利回り6〜7%の高水準
・ 富裕層・投資家の流入
「人口は3年前より50万人以上増えてる。住宅需要はまだまだ伸びる」
これらの要因が重なり、不動産価格は年平均10%以上上昇。世界でも稀な成長マーケットとして注目されています。
「家の数が足りず、需要が追いついていない。そこに新規参入する投資家も多いんです」
一方で、全ての物件が安心・安全とは限りません。
「デベロッパーの質には差があり、選び方を間違えると後悔するケースもある」
だからこそ、中立的な立場で物件を見極め、納得できる選択をサポートするエージェントの存在が欠かせないのです。
これから海外に行きたい人へのメッセージ
「たまたま日本に生まれただけで、世界を知らずに生きるのはもったいない。地球に生まれたなら、外の世界を見てほしい」
挑戦には不安やリスクも伴います。しかし、その壁を越えた先には、これまで想像もしなかった景色が待っています。
「まるでアニメ『進撃の巨人』のように、壁の外に出てほしい。人生は一度きり。未知の世界にはワクワクが詰まっています」
小さな一歩でも構いません。情報を集め、準備を整え、あなたらしい挑戦を始めてみてください。
昌平さんの静かな情熱と実体験が、あなたの背中を押すきっかけになることを願っています。