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「大企業を辞めて海外で挑戦」日本人がドバイで不動産を選んだ理由とは?

「海外で働きたい」「もっと自由な生き方がしたい」そんな想いを抱えている方は多いはず。でも実際に行動に移すのは簡単ではありません。不安、言語の壁、文化の違い、そして何より「本当にやれるのか?」という自信の問題…。

今回ご紹介するのは、そんな不安を乗り越え、ドバイという異国の地で不動産エージェントとして活躍する井上昌平(いのうえ しょうへい)さんのリアルな物語。

元々は日本の証券会社に勤めていた昌平さん。安定したキャリアを手放し、未知の環境で新しい挑戦に飛び込んだ背景には、どんな決意とストーリーがあったのでしょうか?

このインタビューでは、キャリア転換の裏側、海外で働くリアル、そして未来に挑戦する人へのメッセージをお届けします。

キャリアの転機:30歳、未知への挑戦

昌平さんは大学卒業後、日本の証券会社に入社し約8年間勤務。金融業界の最前線で、数字とプレッシャーに向き合い続けてきました。

「20代はひたすら仕事に没頭しました。でも30歳を迎える頃、ふと『このままでいいのか?』という思いが強くなってきたんです」

そんな時、舞い込んだのがドバイでの不動産ビジネスへの誘い。当初は戸惑いも大きかったといいます。

「金融キャリアを手放すのは怖かった。でも10年後、挑戦しなかったことを後悔する気がしたんです」

実はそのオファーは、学生時代の友人からのものでした。「具体的な事業内容は未定。でも一緒にドバイで挑戦しよう」──そう声をかけられた瞬間、心が揺れたといいます。

「挑戦するのが好きなんです。だからあえて、難しい方の道を選びたかった。ドバイでの起業という、超ハードモードを選びました」

覚悟を決め、昌平さんは約半年の準備期間を経てドバイ行きを決断。未知の世界への第一歩を踏み出しました。

気づけば“不動産エージェント”に

ドバイでは、移住や投資目的で不動産を探す日本人が増加中。しかし、情報の少なさや文化の違いから、安心して物件選びを進められない人が多いのが現状です。

「最初は不動産の専門家じゃなかった。でも、お客様の不安や質問に答えていく中で、『自分が責任を持たないと』と思うようになりました」

もともとはサポート役として関わっていた昌平さん。しかし、次第にお客様との信頼関係が深まり、自ら不動産エージェントのライセンスを取得。

「より細かいルールや購入後のフォローまで自分で責任を持ちたい。それなら、自分がエージェントになるしかないと決めました」

今では「信頼できる日本人エージェント」として、多くの方のドバイ不動産購入を支えています。

海外キャリアを掴むために必要なこと

海外で働くには、特別なスキルが必要だと考えがち。でも昌平さんは、日本人ならではの強みが十分武器になると語ります。

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